院長紹介

Greeting

のぶまさクリニックが
たいせつにしていること

腹水でお腹をパンパンにされてつらそうにされている患者さんとの出会いに衝撃をうけて以来、ひたすらに大量腹水に苦しむ方ために治療を続けてまいりました。当院では、腹水の治療を中心としながら、希望される方には抗がん剤の少量投与もご提案するなど、患者様の負担や苦痛を少しでも和らげるように総合的な消化器内科医療を提供いたします。

最適な医療機器を備え、近隣の病医院とも密に連携を取りながら、患者さま一人ひとりにとって優しくきめ細やかな質の高い医療を提供できるように、スタッフ一同誠心誠意努力して参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。

Doctor / Nobumasa TAKAGAKI 高垣 伸匡

院長プロフィール

院長の経歴

  • 1997年 京都府立医科大学 卒業
  • 1997年 大阪鉄道病院消化器科研修医
  • 2000年 京都府立医科大学
    分子標的予防医学教室
    大学院 博士号取得
  • 2005年 第二岡本総合病院
    (現 岡本記念病院)
    消化器内科医長
  • 2007年 日本バプテスト病院
    消化器内科、総合内科
    医長
  • 2012年 千春会病院内科
  • 2020年 のぶまさクリニック 開院

主要業績

  • 福島へのD-MATへの協力により表彰
  • 緩和医療学会 2017年〜
  • 「がん患者の消化器症状の緩和に関するガイドライン」作成外部委員
  • 2019年 薬学教育学会奨励賞受賞
  • 「薬学生,薬剤師に対する先導的 evidence-based medicine(EBM)教育の実践」

EBM活動について

  • 2000年~ EBMの学習を始める。 愛知県臨床疫学研究会の第4回九州ワークショップに参加してから、毎年参加しEBMの知見を深め、学ぶ仲間を得る。
  • 2007年 奈良ワークショップにて、主催側として運営と開催成功に尽力。並行し、CASP JapanのEBM教育活動(ワークショップ、勉強会開催)を継続して参加。
  • 2008年~ 神戸薬科大学で薬学生に向けたStudent CASP ワークショップを開催。それ以来、年に2回開催を続け、参加した述べ人数は800名を超えている。 同志社女子大学薬学部、近畿大学薬学部、摂南大学、兵庫医療大学など複数の大学でEBMワークショップを開催、メンバーの一員として奔走。
  • 2017年 CASP Japanを任意団体からNPOとして申請認可され理事に就任。
  • 2019年 薬学教育学会 教育実践奨励賞を受賞。

※ evidence-based madicine(EBM)ってなに?

EBMとは、診療に関する次のようなポリシーのことを指します。

  • 患者のケアに関わる意思決定のため、最新・最良の根拠(エビデンス)を、一貫性を持って、明示的な態度で、思慮深く用いること
  • 入手可能な最良の科学的根拠を把握した上で、個々の患者に特有の臨床状況と価値観に配慮した医療を行うための一連の行動指針
  • 個々の患者の臨床問題に対して、① 患者の意向、② 医師の専門技能、③ 臨床研究による実証報告を統合して判断を下し、最善の医療を提供する行動様式

専門医・認定医・所属学会について

  • 内科学会総合内科専門医 認定内科医

    内科系の診療医の中でも、特に一般・総合内科の知識・技術・判断力・人間性・経験(キャリア)、指導能力を認められた医師を認定するライセンスです。本当に地域の皆様の頼りになるかかりつけ医として、患者さんの身になって対応できる能力や技術を磨き続け、しっかりと地域医療に貢献していきます。

  • 消化器内視鏡学会専門医

    現代の内視鏡は安全かつ苦痛の少ないものになってきていますが、これはしっかりとした知識と、多くの経験をつんだ「消化器内視鏡医」が行うからこそ。学会で定められた研修や試験を受けて認められた「消化器内視鏡専門医」として、より楽に検査や措置を受けていただけるよう、日々腕を磨いております。

  • 消化器病学会専門医

    内科あるいは外科専門医の見識を基本とし、さらに消化器領域の疾患と病態を系統的に理解し、高い専門性を有することを認定する資格です。当院では腹水の治療を柱として、食道・胃・大腸などの消化器、肝臓や膵臓などの疾患を含み、消化器の病気について網羅的かつ専門性の高い医療を提供していきます。

  • 日本プライマリ・ケア連合学会専門医・指導医

    「風邪をひいた」「ぎっくり腰になった」「包丁で手を切ってしまった」「気分が落ち込む」… こうした日常的に起こり得る「あらゆる身体の悩み」について、真っ先に受診するかかりつけ医として「プライマリ・ケアを提供する」医療機関があります。健康問題の大半について相談・解決することが可能ですが、より高度で専門的な治療を要する場合には高次医療機関と連携しながら問題の解決にあたります。

  • 日本計量生物学会

    生物学・医学などの諸分野の研究を、計量的・数学的・統計的手法を用いて推進する学会です。当院では、EBM(上記参照)のポリシーの則り、個々の患者様の臨床問題に対して、科学的根拠・臨床報告・データに基づいた診断を心がけております。