予防接種開始後、初の週末です

12日からコロナの予防接種を始めています。
今のところは、大きな問題はおきていません。
緊張しすぎた方はおられましたが、予防接種の重大な副作用はないようです。
データ通りだと思います。
ファイザー社のワクチンは、超低温冷凍庫での保存が問題なのですが、特に問題ありません。
あとは、キャンセル発生に伴って、スケジュール管理が超難問です。。頑張ります。

京都府のワクチンも、どうやら確保されたようで6月から配給が一気に増量されることになりました。
当院も、皆さんのために沢山予防接種をしていく所存です。
手がもげるぐらい、ワクチンを打ちたいと思っています。
一時は混雑しますし、不自由なこともあるかと思いますが、ご理解くださいませ。

それにしても、早く65歳以下の接種が始まってほしいですねぇ。。
この年代に投与しないと、仕事や学業、飲食での感染防御ができないですから。。

現在、京都市は重症病棟がほぼ埋まっている状態です。
これはつまり、この2週間前後は、重症化しても家に居るのだということです。

自然に治るか、悪化するか・・運を天に任せるだけなんです。
戦後に肺炎で日本人はどんどん死亡していく時代がありました。
ある学生さんが肺炎になり、自宅で「無念だ!」と叫んで絶命した、という手記を読んだことがあります。
現在、その状況なのです。

大病院の先生も「治せるかどうかではなく、診て差し上げられないんです!」と、おっしゃってました。
心から申し訳なくて、本当に悲しいことです。
みなさんを、「見殺し」どころか、「見る」こともできません。

市民のみなさん。
ストレスもあるかと思いますが、とにかく感染から身を守ってください。
今、コロナにかかるのは極めて危険です。
命を守りましょう。